Scala Days 2015 San Francisco に参加してきました (1)


こんにちは。@mogproject です。

世界最大の Scala イベントといえば、Scala Days !
今年は 3月:サンフランシスコ(アメリカ)、6月:アムステルダム(オランダ) と初の年2回開催です。

私も昨年のベルリンに続き、サンフランシスコに飛んでまいりました。1
その雰囲気を少しだけお伝えしたいと思います。

会場

今回の会場は、アメリカ・サンフランシスコの海岸沿いにあるフォートメイソン(Fort Mason)。
元々はアメリカ海軍の基地だった場所で、古い建物や倉庫などが当時の趣のままに利用されている、一風変わったイベント会場です。
(横浜の赤レンガ倉庫みたいな感じでしょうか)2

fortmason

ゴールデン・ゲート・ブリッジが目と鼻の先という素晴らしいロケーション。

goldengatebr

周りには広い公園があり、休日は多くの人でにぎわいます。

park

少し歩くと、映画『ザ・ロック』でおなじみのアルカトラズ島が眼前に現れます。3

alcatraz

 

1日目


CTO Roundtable

Scala Days のプログラムには載っていないのですが、Odersky先生の Keynote が始まる前に
CTO Roundtable という催しが開催されました。

[12:00] 開場

軽食が用意され、コーヒーを片手に雑談。随所でネットワーキングが行われていました。

ctoroundtable

そして、プレゼンテーションが始まります。

[12:50] GO REACTIVE

『時代は変わった。今こそ Reactive!』と熱弁を振るいます。

jonas

[13:15] Going Reactive With Typesafe Reactive Platform

クラウド・ドキュメンテーションのサービスを Play2+Scala+Akka で Reactive に作り変えるまでの過程と、エンジニアのチームビルディングに必要な 5×5 の鉄則を紹介してくれました。

tiho

[13:35] Hewlett Packard ストレージシステム分析への Scala適用について

  • スピーカー: Hewlett Packard リード・アーキテクト Jeff Dutton

少人数のプロジェクトで Scala/Play/Spark を採用した事例。
ちなみに、プロビジョニング・ツールは Chef よりも Ansible が気に入っているとのこと。

jeff0

[14:10] Akka Java Implementation

  • スピーカー: Hewlett Packard エンジニアリング・アーキテクト Hugh McKee

Java で Akka を利用している事例。Akka への愛があふれていました。

hugh

[14:30] Monolith to Microservices with Scala

LAMP で構成された一枚岩のシステムを、Scala でマイクロサービス化した話。

『リファクタリングはよく、トラックのタイヤを履き替えるのに例えられるが全く違う。宇宙ステーションを移設するくらい慎重にやらないと、大変なことになる』という言葉には実感が伴っていました。

ajai0

最後にその苦労の過程であるコミットログを可視化した映像が流れると、場内は拍手喝采となりました。

ajai

CTO Roundtable では、Martin Odersky 先生をはじめ、CTO の Jonas Boner 氏、副CTO の Viktor Klang 氏といった Typesafe社のコアメンバーと言葉を交わすことができました。
またその他名だたる企業のCTOクラスと交流できたのは、とても貴重な体験でした。

ちなみにアメリカでは少なくとも 2社のアドテク企業が Scala を採用しているそうです。
また、とある DSP4では D言語を使っているとか。

(つづく)

  1. 実はこのイベントの前にノースカロライナ州立大学のクラウドの取り組みを視察したりなどしたのですが、それはまた別の機会にレポートします []
  2. 昨年 akka meetup で来日した Konrad Malawski 氏の奥様 Ketty さんいわく、サンフランシスコは長崎と似ているとのこと。どちらも港町だし、異文化との融合が見られ、そしてシーフードがおいしい! []
  3. この写真は Scala Days前日に撮ったものですが、この直後サイクリング中の Odersky先生と偶然すれ違ってビックリ []
  4. Demand Side Platform []