Scala Days 2015 San Francisco に参加してきました (5)


(前回から続く)

Scala Days 閉幕の翌朝、私はタクシーに乗り込みモスコーニ・センター近くの Galvanize University へと向かいました。そこで Scala Days アンカンファレンスが開催されたからです。

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このアンカンファレンスは、Scala Days ゴールドスポンサーでもある Nitro Software1の主催によるものです。

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参加者は 10名〜15名程度。
私が日本から来たことを告げると emoji (絵文字) の話題になったり2するなど、とても和やかな雰囲気でした。

各々が手を挙げて、自主的にセッションが行われました。

[10:00] Sequencing Futures

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最初のスピーカーは jedesah さん。Future をより効率的に使うためのライブラリの紹介です。

  • Future.sequence はナンセンス
  • Future をキャンセルするには?
    • Twitter はキャンセル可能な Future を作った
  • モナドは非常に強力

[10:40] Scraping Reddit with Akka Streams

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Akka Streams を使って Reddit3のスクレイピングをしたという話。

  • アップストリームとダウンストリームの差がある場合に有用
  • Reddit のワードカウントの例
  • Scalaz streams との違いは? 性能にどれほど差があるかは不明

[11:20] Introduction to Intuitionistic Type Theory

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圏論、カリー化、型理論といったキーワードが出てきましたが、残念ながら私は途中から付いていけなくなってしまいました。(いつか理解できるようになりたい……)

[12:00] ランチ

会場近くの Tava Indian Kitchen でカレーをテイクアウト。
注文方法がなかなか日本では目にかかれないスタイルで、若干戸惑いました。

  • まず、ベースをブリトー、ライス、サラダの中から選びます。4 私はサラダにしました。
  • 肉やチーズの選択。ここは無難にチキン。
  • その上にかけるカレーソースも何種類かあります。よく分からないので “spicy” を注文。
  • トッピングの選択。英単語が分からないので、ここは “all of them!” 一択です。
  • サイドメニューとして、ガーリック・ナンを注文できます
  • アメリカなので、やっぱり量が多かったです

[13:00] Scala Back to Basics: Type classes

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型クラスについての話。
また、Scala 学習者向けの教材を色々作っているようで、後ほどその一部を見せてもらいました。

[14:00] Discussion Forum: Driving Scala adoption

椅子を環状に並べて座談会を開催。

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  • 一人ずつ自己紹介をして Scala のユースケースを紹介したり
  • Scala の良さを説得して、会社で採用させるためにはどうしたらいいか、といった日本でもよくある話題とか
  • functional.tv がオススメという話とかをしました

[15:00] Adtech x Scala x Performance Tuning

なんと、ここで私の発表です。
全く準備していませんでしたが、昨年発表した こちらのスライド をその場で英訳し、アドリブでなんとか乗り切りました。

非常につたない英語だったと思いますが、皆さん温かく見守ってくれました。感謝感激です。5

今回のカンファレンスのオーガナイザーである、Nitro Software の Alexy Khrabrov さん が写真を撮ってくれました。

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p>また、この後ある参加者の方と会話し LMAX のパフォーマンス・チューニングについて教えてもらいました。やはり自分からアクションを起こせば、必ず得るものがありますね。

[15:40] Android App Dev in Scala

そして、トリを飾るのは Scala Matsuri の主催でお馴染み、我らが麻植(おえ)さん!
Android 向けアプリを Scala で開発をする際の苦労とノウハウについてのトークでした。

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実に堂々たる発表でした。今回私が話すことができたのも、麻植さんがきっかけをくれたお陰です。本当に見習うべきことばかりです!
また、アンカンファレンスが終わった後も色々な国のカンファレンス事情を語ったりなどして、
1時間くらい楽しい時間を過ごしました。


これから勉強すべきことは山ほどありますが、6千里の道も一歩から。
胸いっぱいの充実感を得てサンフランシスコを後にしました。

(おわり)

  1. 現地では「ニトロ」ではなく「ナイトロ」と発音されます []
  2. Unicodeの変数名を付けている奴がいるよ、とか []
  3. 英語圏のソーシャルブックマーク+電子掲示板サイト []
  4. サラダがライスと同列! []
  5. これまで何気なくカンファレンスの英訳スタッフなどを横目でみていましたが、こんなに骨の折れる作業なのかと改めて実感しました []
  6. Scala も英語も数学も…… []